どもども。
久し振りの更新ですが、
今回は毎年行っている『 AdFest 』の話!!
もうかれこれ3年連続で行ってます。
このアジアパシフィック広告祭、通称アドフェス。
タイのパタヤで毎年行われます。2013年も行って参りました!!
正確にはAdFestには、今回のを含めて4回行ってるんですが
一番最初に行ったのは、アドフェスのプログラムの中にある
ヤングディレクターのショートフィルムコンペの日本代表に選ばれて
行ったのがきっかけで、それが 2006年。
※ 2006年 AdFest 、会場前で記念撮影。友人の高橋くんと。2人とも若いね!
※ 『 ショートフィルムセッション Remarkable 5 』で作品を発表してます。
そして少し時間が空いて
2011、2012、2013 とその後は3回連続で行ってます。
※ 2011年のプーケットで行われた時。
※ 2012年の時。自分が映っている写真がなかった為、ギーク上海の村上Pを変わりに。笑
※ そして今年の写真。笑 毎年ちゃんと同ポジで撮っておけば良かった。。
忘れもしない 2011年のアドフェスは、震災の直後で(たしか3日後)
そんなタイとかに行っている場合ではないはずなのに
その時はとにかく行かなきゃ!みたいな気持ちになっていたのを覚えています。
成田までは震災の直後の為に、成田エクスプレス動いてないから
高速走れる状況かどうかもわからないのに、ハイヤーで空港までいったり。
空港は早く自分の国に帰りたい外国人の方々でごちゃごちゃだったり
2011年は、タイの政治的な事情もあって、場所がプーケットだったり
もうそれはそれは、すごいアドフェスだったんです。
でも、そこまでしてアドフェスで出会えたのが
今、海外のプロダクションとしてお世話になっている『 Film Construction 』のプロデューサー達。
彼らに出会えたのが凄くラッキーでした。
日本の外で仕事をしたい、という目標はまだまだこれからですが
その第一歩の為に、海外のプロダクションと契約する、というのは必ず必要で
業界の言葉で『 レップ 』という言葉がありますが、それです。
英語で言うと『 Represented 』
そのレップを探すべく、2011年は何が何でも行きたかったのです!!
そして、ありがたい事に僕の作品を気に入ってもらえてレップしてもらえました。
※ Film Construction の ニュージーランドオフィスにて。
なんで毎年行ってるのか?みたいな事を聞かれる事があるんですが
これは友人の Timoくん( 元某制作会社の国際部 )が毎年行っているのを見て気付いた事がありました。
Timoくんは行けば誰かに(外国人)に話しかけられ
そして外国人に会えば『 Timoは今回来ているのか? 』と聞かれ、なんなんだこの繋がりは!!??と衝撃を受けた記憶があります。
英語を喋ってのコミュニケーションはもちろんなのですが、それ以上に日本の顔として( Timoはドイツ人とのハーフですが。笑 )
いつも海外の広告祭にいる、その状況がすごいな、と。
彼はプロデューサー的な立場の人間で、僕とは違う職種なのですが
そんなネットワークが強いディレクターがいたらどれだけ面白いんだろう、と凄くワクワクしてしまったのですね。ワタクシ。
『 このネットワークのつながりは1回行っただけではできないなぁ~ 継続して行き続ける事に意味があるはずだ!』
と、心に決めたのでした。なので頑張って行き続けております。
まだまだ、英語もちゃんと喋れてませんし、まだ海外での仕事もできてません、
行くだけ行って、賞もまともに穫れてません。他の日本の方が壇上に上がるのをいつも羨ましく見ています。
こんな事していて、大丈夫なのか? 毎年、何十万も払って本当に意味あるのか?
と自問自答する時もたまにありますが、自分を信じて行き続けようと思います。
少しづつですが、毎回出会う顔なじみの海外の人も増えてきたし、行くと必ず話しますし。
海外のプロダクションの人間として、海外向けの営業も徐々にできてきました。
もちろん毎回、日本人の方々との新しい出会いもたくさんあります。
※ AdFest 2013 のオープニングパーティーの様子。今年は日本人の方が多かったです。
いろいろ悔しい思いだったり、不安な状況だったりもしますが
今回3年続けて行ってみて、確信できる事がありました。
自分は『 人と繋がる事が楽しいんだ 』と。
日本人、外国人、誰でもいいんですが、とにかくたくさんの人と繋がる
そしてそこから新しい仕事、友人、文化、遊び、何でもいいんですけど、今まで経験した事のない何かが産まれる気がしてます。
アドフェスに行き続けて、いろいろ実感できてきましたが、行くともっともっと人と繋がりたくなります。
そして、もっともっと英語をちゃんと喋りたくなります。
※ 僕の師匠の中島信也さんにそっくりな、台湾の代理店のCDと記念撮影。笑
※ 毎年会う海外の友人も増えてきました。
その年の自分の作品と他の賞を穫った作品とを比べては凹みます。
そしてまた頑張ろう、と何とか自分を奮い立たせて、何とか自分をリセットして、今年も頑張らなくては!と自分に言い聞かせる。
人と繋がりつつ、自分を奮い立たせる、
この事をやり続けたら、いつか、僕もいつかあの壇上に立てる日が来る!!と信じて。また毎日を駆け抜けて行きます。押忍!!
6月はカンヌでーす!!
コメントする